Mark2のファイル構成を修正してAzure Static Web Appsにデプロイ

マークシートシステム Mark2はAzure Static Web Appsで運用していました。ImageSharpを2.1.0にアップデートしたところビルドしたファイルサイズがAzure Static Web Appsの制限を超えてしまい、一時的にAWSのS3とCloudFrontで運用していましたが、やはりAzure Static Web Appsに戻したいと思ってファイル構成を見直しました。

ビルドした結果のwwwroot以下にdistフォルダーがあって、その中にはONNX Runtime Webのファイルが格納されています。確認してみるとwwwroot/distの中に、さらにdistフォルダーがあることがわかりました。これはBlazor WebAssemblyのビルドで自動的に作成されているようです。

wwwroot/distのフォルダーの名前を変更してビルドした結果、ONNX Runtime Webのファイルの重複がなくなってファイルサイズが減少して、Mark2をAzure Static Web Appsで運用できるようになりました。AWSのS3とCloudFrontで運用していた時期はGitHub Actionsの設定が不十分だったためにデプロイのために手動でコマンドを実行していたのですが、Azure Static Web Appsに戻したことで自動的にデプロイされるようになってよかったです。

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