回収した調査票をスキャナーでスキャンして、Mark2で読み込む画像ファイルを準備します。

普段お使いのスキャナーをご活用ください。複合機もご利用いただけます。

STEP1. 調査票の向きを揃える

調査票の表裏・上下が揃っていること、他の用紙や白紙が混ざっていないことを確認します。

STEP2. スキャナーの設定を確認・変更して、スキャン

下記を参考に、使用するスキャナーに応じて設定してください。

ファイル形式

JPEG(.jpg)

  • 他の画像形式でも処理可能ですが、JPEGがオススメです

カラーモード

グレースケール

解像度(画質)

150dpi

  • これより高い解像度でも処理可能ですが、処理速度が遅くなる場合があります。

読み取り面

調査票が片面印刷の場合:片面
調査票が両面印刷の場合:両面

向き

回転しない

原稿サイズ

A4(調査票の用紙サイズ)

ファイル名

ファイル名でソートしたときに、画像ファイルがスキャンした順に並ぶように設定してください。

例)保存先フォルダ:images、ファイル名:image、 連番:3桁

images

image_001.jpg

image_002.jpg

image_003.jpg

設定が完了したら、スキャンを実行します。

PDF形式でスキャンしておき、後でJPEG形式に書き出す方法もオススメです。

実は、私たちがスキャン作業を行う時には、JPEGではなくPDF形式で保存しています。(調査票の枚数が多い時には、いくつかに分けてスキャンします。)

その後、Adobe Acrobat で画像(JPEG)に書き出し、書き出したJPEG画像をMark2で読み込みます。Mark2での作業が終わったら、JPEGは削除してしまいPDFだけ残しておけば、膨大な数のファイルを保管する必要がなく、後で見直すときも作業しやすいです。

STEP3. スキャン画像を確認

スキャン画像を保存したフォルダを開き、スキャン画像の上下が正しく保存されていること、画像に問題がないことを確認します。
(表示>特大アイコン など)

おわりに

これで、Mark2で読み込む画像ファイルの準備が整いました。この後は、チュートリアル「Tutorial #1 – はじめてのMark2」を参考にMark2でマーク認識を実行してください。

ご質問などございましたら CONTACT よりお問い合わせください。

調査票が3ページ以上/1人の回答がA4用紙・2枚以上の場合は、「3ページ以上の調査票のスキャン手順」もご参照ください。

この他のチュートリアル

Tutorial #1 – はじめてのMark2
サンプルデータを利用して、Mark2でマークを読み取ってみましょう。
Tutorial #2 – 調査票を作成してみよう
Mark2テンプレートを編集して、マークシート式の調査票を作成してみましょう。